Coryanthes/バケツランという俗名で親しまれているコリアンテスをご紹介!! 

コリアンテス バケツランです。

コリアンテス Coryanthes (バケツラン) 【オーキッド洋庵】

  コリアンテス レウココリス(Coryanthes leucocorys)の花です。
20180109撮影

コリアンテス(バケツラン) Coryanthes 


   属  名  コリアンテス属 Coryanthes(記号:Crths.)

   品種名  レウココリス Crhts. leucocorys 、スペキオサ Crths. speciosa 、マクランサ Crths. macrantha など約20種類あります。

   生息地  中南米熱帯域の低地に広く分布します。そのため適度な空中湿度と風を好み、低温を嫌います。

   形  態  紡錘状バルブに長い2枚の幅広薄葉が展開します。
          花茎は株元から出て、その先に径10cm-15cmの花を1〜数輪付けます。
     
          花の形はとてもユニークでインパクトがあります。私的感想では、象が耳を広げてバケツを抱えているように見えます。
          花色はベージュや白を基調に、赤褐色の斑点が入ったりします。これらはロウ質で光沢がある花弁です。
          バケツランと呼ばれる原因の特徴的なバケツ部分は唇弁(リップ)になり、バケツ上縁からつながってる玉状の部分を含め
          全てリップとなっており、上唇・中唇・下唇と呼ばれています。
          花の香り、と表現するよりはクサい臭いを放つものが多いといった方がいいでしょう。
      
   開花期  開花は不定期です。夏に咲く品種もあれば冬から春にかけて咲く品種もあります。



 コリアンテス レウココリス(Coryanthes leucocorys)の蕾です。
@
 コリアンテス レウココリス(Coryanthes leucocorys)の花が2花向かい合って咲きました。
A
 コリアンテス レウココリス(Coryanthes leucocorys)の花を横から見たところです。まるで大きな鳥がバケツを抱えているように見えます。
B
 コリアンテス レウココリス(Coryanthes leucocorys)の花の後ろ姿です。
C
 コリアンテス レウココリス(Coryanthes leucocorys)のリップ工法の菅からバケツ内へ滴り落ちる分泌液です。
D
 コリアンテス レウココリス(Coryanthes leucocorys)のバケツ内には、分泌物がたくさん溜まっています。
E

   写真で見るコリアンテス レウココリス Crhts. leucocorys の開花の様子 

    @ バルブ基部から下に向かって成長した花茎に大きな蕾が2個付きました。コリアンテスは、スタンホペアやゴンゴラのように、花茎はバルブ基部から
       下垂して伸びていきます。
       したがって素焼き鉢に水苔で植え付けるときは、鉢底をある程度くり抜いておかなければ、花茎は伸びることができず鉢底で成長が止まります。
       今回はバルブが鉢の外にはみ出していたため、そのまま真っすぐ下へ向かって伸びてくれました。
       蕾1個の大きさは幅約5cm、高さ約10cmでデコボコのソラマメのような形です。

    A 夜が明け明るくなると開花の始まりです。
       2個の蕾は互いに向かい合って、まるでこれから決闘するような形で開花しました。

    B 白い部分とバケツのような部分は唇弁(リップ)です。
       花弁は外套膜の役目をしリップを保護していたのですが、開花と同時に大きく反対側へ反りかえり、横から見たその姿は
       まるで大きな鳥がバケツを抱えているようにも見えます。

    C 後ろから見た姿は、なんとも滑稽で少々汚らしものですが、これがきれいに対称的に咲くことはあまりないようです。

    D リップの付け根左右2か所から水滴がバケツの中へ滴り落ちます。
       この水滴がバケツの底に溜まり、バケツに滑り落ちた虫が羽をその水分で濡らし、すぐには飛べなくなります。
       生息地では、 コリアンテスを訪れる虫は雄蜂が多いようで、花の表面に付いた蜂を惹きつける香り成分の蝋を集めている雄蜂が
       滑りやすい花の表面で足を滑らせバケツの底に落ち、飛べなくなった蜂は1か所だけ空いたホールから外へ出ようとしますが、
       その時花粉魁が蜂の体にくっつき、やがて蜂が移動することで受粉するという仕組みになっています。
       凄いですね自然界の仕組みというものは。

    E バケツを上から見た写真です。しっかり水分が溜まっていますね。

    F 今回開花した花のデータは、横から見たリップ先端と花弁後端との長さは約10cm、後ろから見た花弁の高さ 約9cm、左右の花弁の
       右端から左端までの長さ 約8cm でした。


   コリアンテス栽培方法 

    現在作成中です。ある程度出来上がりましたらアップし、加筆修正をしていきますので楽しみにお待ちください。







copyright(C)2012 orchid Youan Kunihiro shimmura. All Rights Reserved.
何人たりとも、当サイトに掲載されたイメージ(写真等)記事その他について、無断転載等を禁止します。

                                                  ページトップに戻る