バルボフィラム属(Bulbophyllum)属をご紹介しています。/オーキッド洋庵

写真 バルボフィラム パープラセンスです。菊の花に似た感じで開花します。写真 バルボフィラム ラシオキラムです。縦長の花で白地に淡い褐色の斑点が入ります。写真 バルボフィラム ロンギカスパムです。淡い黄色の星形の花です。写真 バルボフィラム アンブロシアです。爪の大きさほどの可愛い花です。写真 バルボフィラム マクラエイ(和名:シコウラン)です。細長い花が風に揺れる姿は優雅です。

バルボフィラム属 Bulbophyllum

トップページ
品種別ラン栽培方法
Q&Aコーナー
お問い合わせ(PC)
お問い合わせ(iPhone)

Bulbophyllum バルボフィラム属

     Bulbophyllum属は熱帯アジアを中心に世界中の暖かい地域に分布し、その数は1,000〜1,200種といわれ、
     ランの世界では最大の属として君臨しています。
     またシルホペタラム(Cirrhopetalum)属とメガクリニウム(Megaclinium)属は近縁属として独立していましたが、
     現在ではバルボフィラム属の異名として取り扱われています。

     草姿は、バルブと茎頂部から展開する革質長楕円形の葉で構成された株が多く、バルブは棒状楕円形、扁平楕円形
     球形など様々な形と大きさがあります。

     花は大きさが数ミリのものから数十センチのものまであり、その姿はとてもユニークです。
     花色は、カトレヤのような艶やかさや華やかさはなく、地味なものが多いのですが、その色合いが花姿とマッチングして、見る人を飽きさせません。

     株本体は小さいタイプが多いので、それらは2〜3号鉢くらいの大きさで栽培できます。

     バルボフィラムは湿気を好むので、春から夏の成長期においては、胡蝶蘭やカトレヤ、デンドロビウムのように、
     植込み材が乾いてから水をあげるのではなく、植込み材が乾かないうちに次の水をあげることを基本とします。
     バルボフィラムは植込み材量が常に湿っているのが良いというのは間違いではありませんが、すべての株にそれが適用されるとはかぎりませんので
     栽培される株の自生地について次の事を調べておくことが大事です。
     1、年間における月別最高最低温度湿度降雨量 2、乾季と雨期の有無 3、あれば、その時期、その期間中の最高最低温度、降雨量等
     
     素焼き鉢は通気性が良いため植込み材の乾きが早いので、素焼き鉢よりもプラ鉢栽培の方が管理しやすいと思います。
     また、低温に強い品種が多いため必ずしも温室を必要としないので、戸建て住宅でもマンションのお部屋でも栽培できるものがたくさんあります。

     展示会へ行く度に1つ2つと集めていくと、やがて様々な形や色、そして素晴らしい香りを楽しむことができると思います。
     ただ、中には鼻をそむけたくなるような臭いがする品種もあるので、購入前にしっかりリサーチしておきましょう。

     

    ■ 栽培ポイント

     @ 自生地では森林内の樹木の低いところや岩など、直射日光が当たらない薄暗い場所に生息しているものが多いので、
        置き場所は次の事を考慮してあげたらいいでしょう。
        ・ 成長期にあたる春から初秋は屋外で管理したほうがいいのですが、遮光を70%くらいにセットしてあげます。
        ・ 冬季においても直射日光は良くないので、30%程度の遮光(レースのカーテン1枚くらい)をします。

     A バルボフィラムは湿気を好むので、空中湿度の高い環境が適しています。

     B 春から初秋までの成長期は、植込み材が乾かない内に水を与えます。

     Bulbophyllum属は熱帯アジアを中心に、世界中の暖かい地域に分布しているという概念から、胡蝶蘭やカトレヤなどのように
     冬は温室等へ入れて、最低温度を高めないといけないのではないかと思ってしまいますが、熱帯アジアでも標高が高いところに自生している
     バルボフィラムについては、冬季5℃くらいで越冬するものもあります。

     また1年の内、冬の乾季と春夏の雨期がある地域に自生するバルボフィラムについては、デンドロビウムのように低温処理と
     水切りをしたほうがいい品種もありますので、これは全ての原種ランに共通することですが、まず自生地の環境を良く調べて、
     それに適した管理方法で栽培してあげましょう。


List リスト

      ● ambrosia 'Schltr'  アンブロシア‘Schltr’
      ● falcatum 'J.G.'  ファルカツム‘ジャングル ジェム’(通称:コブラオーキッド)
       ● frostii  フロスティ
      ● hirundinis  ヒルンディニス
      ● lasiochilum  ラシオキラム
      ● lepidum(=griffithiaum レピダム(異名:グリフィシアム)
      ● lilacunum  リラシナム
      ● longicaspum  ロンギカスパム
      ● longissimum  ロンギシッマム
      ● macraei  マクラエイ(和名:シコウラン)
      ● masdevalleacum  マスデバリアカム
      ● maximum  マキシマム(通称:コブラオーキッド)
      ● moniliforme  モニリフォルメ
      ● pectenveneris(=flaviflorum ペクテンベネリス(異名:フラビフロラム)
      ● purpurascens  パープラセンス
      ● purpureorhachis  プルプレオラキス(通称:コブラオーキッド)
      ● retusiusculum  レツシウスカラム
      ● umbellatum  ウンベラタム
      ● wightii  ウィティ


品 種 名
写  真
概            要
詳細ページ

 ambrosia "Schltr"
 
 アンブロシア

バルボフィラム アンブロシアの花です。小さな白い三角形の花に暗紫色のラインが数本入ります。


 バルブ基部から斜上した細い花茎に、暗紫色のライン数本が入った白色三角形の花が
 1輪咲きます。
 花の大きさは直径約1.5〜2cm程度で、バルボフィラムには珍しく甘い爽やかな香りがします。
 世界らん展でもフレグランス賞に輝いた実績があるランです。
 小さなプラ鉢で栽培しています。ビギナー向けの栽培しやすい品種です。
 開花期 : 冬〜春     
           リストに戻る  ページトップに戻る

  詳細はこちら

 falcatum'J.G'

 ファルカツム  
  ’ジャングル ジェム’
 (コブラ オーキッド)

小型のコブラオーキッド、ファルカツムです。赤茶色の小さな花が咲きます。


 赤茶色の扁平な花茎が横に展開し、コブラオーキッドと呼ばれ親しまれています。
 3号素焼鉢水苔植え。栽培しやすい品種です。
 開花期 : 春〜初夏

           リストに戻る  ページトップに戻る

  詳細はこちら

 frostii

 フロスティ

写真 バルボフィラム フロスティです。
 

 花は赤紫色で形がオランダの木靴に似ている可愛いランです。
 このランは、バルボフィラム定番のプラ鉢水苔植えだと、気温の上昇とともに鉢内の蒸れにより
 バルブが傷みやすくなるので、ヘゴ付けにして風通しを良くした方が生育が良いとされています。
 開花期 : 初夏 

           リストに戻る  ページトップに戻る

  詳細はこちら

 hirundinis

 ヒルンディニス

写真 バルボフィラム ヒルンディニスです。

 以前はシルホペタラム属(=Cirr.)として分類されていました。
 バルブ基部から伸びた花茎先端に、直径数ミリ、長さ3〜4cmの花が
 7〜8輪傘状に展開します。

 花色は開花初期が鮮やかな黄色、その後金色に変化し最終的には橙色へと3変化します。
 10℃くらいの低温には平気で耐える栽培しやすいランです。
 開花期 : 夏
           リストに戻る  ページトップに戻る

  詳細はこちら

 lasiochilum

 ラシオキラム

写真 バルボフィラム ラシオキラムです。北の海に生息するクリオネを想像させる姿です。

 花の姿が北極・南極の寒流域に生息しているクリオネに似ていると思うのは私だけでしょうか?
 数センチの細い匍匐茎で広がっていきますので、新芽を誘引しながらうまくコンパクトにまとめると
 まとまって花が咲くので見ごたえあります。
 開花期 : 冬〜春

           リストに戻る  ページトップに戻る

  詳細はこちら

 lepidum
 (異名griffithiaum

 レピダム
 (異名:グリフィシアム)  

写真 バルボフィラム レピダムです。

 直径1〜2cmの球形バルブが、数センチの匍匐茎で繋がっています。
 バルブトップに長楕円形の葉が1葉展開します。
 花茎はバルブ基部から展開し花茎先端に7〜8輪の花が傘状(散状)に展開します。
 花色は、個体変異が多いので特定できません。
 最低温度を10℃以上保てれば無加温栽培可能な栽培しやすい品種です。
 開花期 : 不定期
           リストに戻る  ページトップに戻る

  詳細はこちら

 lilacunum

 リラシナム

写真 バルボフィラム リラシナムの株姿です。

 割と大き目なバルブが太くて長い匍匐茎で繋がり、バルブトップには長楕円形の長い葉が
 1葉展開するため、小さな鉢でコンパクトにまとめるのは難しいバルボですが、
 ヘゴ板やヘゴ棒などを利用すると栽培しやすくなります。
 花は小さな淡いピンク色で、下垂する花軸に穂状に密集して咲きます。
 開花期 : 冬
           リストに戻る  ページトップに戻る

  詳細はこちら

 longicaspum

 ロンギカスパム

写真 バルボフィラム ロンギカスパムの株姿です。

 データ収集中

  詳細はこちら

 longissimum

 ロンギシッマム

写真 バルボフィラム ロンギシッマムの株姿です。

 データ収集中

  詳細はこちら

 macraei

 マクラエイ (シコウラン)

バルボフィラム属マクラエイです。日本ではシコウランとして有名です。

 20数年前の沖縄では、あちらこちらの裏山に生息し、あまり見向きもされていませんでしたが
 今では乱獲盗掘され、その姿を見ることが困難なランです。
 その花は華奢で、そよ風に揺れる姿はまるで貴婦人のようです。
 2〜2.5号素焼鉢水苔植えで栽培しています。
 開花期 : 梅雨時期〜初夏

           リストに戻る  ページトップに戻る

  詳細はこちら

 masdevalleanum

 マスデバリアナム

写真 バルボフィラム マスデバリアカムです。

 ニューギニアに自生する原種です。花がマスデバリア属のものに似ることからこの名前がつきました。

  詳細はこちら

 maximum

 マキシマム
 (コブラ オーキッド)

バルボフィラム マキシマムです。コブラオーキッドとも呼ばれます。

 赤茶色の扁平な花茎から、これもコブラオーキッドと呼ばれ親しまれていますが
 花茎が細長いため下垂します。
 2〜3号素焼鉢水苔植えで管理しています。栽培は難しくありません。
 開花期 : 春

           リストに戻る  ページトップに戻る

  詳細はこちら

 moniliforme

 モニリフォルメ  

バルボフィラム モニリフォルメです。直径2mm前後の水玉のようなバルブが密集した珍しいバルボフィラムです。

 データ収集中

  詳細はこちら

 pectenveneris
 (異名flaviflorum

 ペクテンベネリス  
 (異名:フラビフローラム)  

写真 バルボフィラム ペクテンベネリスです。

 高さ約1〜2cm、径約1cmの卵状球形または卵錘状バルブです。
 バルブトップに幅が狭く長楕円形で厚みのある緑色の葉が1葉展開します。
 短いランナーで繋がる匍匐系で、花茎はバルブ基部から展開し
 先端に花が傘状(散状)に展開します。
 花色は、開花初期は黄緑色から緑色、その後黄色に変化しますが、個体によっては
 鮮やかな金黄色になるものもあります。
 栽培しやすい品種ですが、最低温度は10℃以上保ちたいところです。
 開花期 : 春〜初夏
           リストに戻る  ページトップに戻る

  詳細はこちら

 purpurascens

 パープラセンス  

 データ収集中

  詳細はこちら

 purpureorhachis

 プルプレオラキス
 (コブラ オーキッド)

プルプレオラキスです。花の姿から、コブラオーキッドと呼ばれ親しまれています。


 
 3.5号素焼鉢水苔植えで管理しています。
 成長しバルブが増えたら浅鉢植えに変更した方が栽培管理容易です。
 花の姿から、別名「コブラ オーキッド」 と呼ばれ親しまれています。
 私的感からしても、この花こそその花姿から正しくキングコブラといっていいと思います。

 開花期 : 冬〜春 
     
           リストに戻る  ページトップに戻る

  詳細はこちら

 retusiusculum

 レツシウスカラム

写真 バルボフィラム レツシウスカラムです。

 高さ約1〜2cm、径約1cmで艶のある緑色で表面に浅い溝がある卵状球形バルブです。
 バルブトップに幅が狭く長楕円形で厚みと光沢のある深緑色の葉が1葉展開します。
 数センチのランナーで繋がる匍匐系で、花茎はバルブ基部から展開し
 先端に花が傘状(散状)に展開します。
 花色は、上顎片とリップが暗紫紅色ですが、それ以外は鮮やかな黄色です。
 最低温度を10℃以上保てれば無加温栽培可能な栽培しやすい品種です。
 開花期 : 春〜初夏
           リストに戻る  ページトップに戻る

  詳細はこちら

 umbellatum

 ウンベラタム

写真 バルボフィラム ウンベラータムです。

 高さ約2〜3cm、幅1〜2cm、光沢のある緑色で縦に溝がある頂部が尖った卵型円錐形です。
 バルブトップに長楕円形、長さ10〜15cm、幅1〜3cm、深緑色の厚葉1葉が展開します。
 約2〜4cmのランナーで繋がる匍匐系で、花茎はバルブ基部から展開し
 先端に花が傘状(散状)に展開します。
 花色は、深緑色〜黄緑色でバラつきがあり、紅色の細い班が散らばって入っています。
 最低温度を10℃以上保てれば無加温栽培可能な栽培しやすい品種です。
 開花期 : 春〜初夏
           リストに戻る  ページトップに戻る

  詳細はこちら

 wightii

 ウィティ

写真 バルボフィラム ウィーティです。

 データ収集中

  詳細はこちら
copyright(C)2012 orchid Youan Kunihiro shimmura. All Rights Reserved.
何人たりとも、当サイトに掲載されたイメージ(写真等)記事その他について、無断転載等を禁止します。